2014年6月15日日曜日

・時雨殿に行ってきました*・:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゚・*


土曜日、京都は嵐山にある『時雨殿』に行ってきました。

嵐山・・・京都に住んでいても、なかなか足を運ぶことがなかったのですがーーーーー


時雨殿、良かったです♪
小倉百人一首の成り立ちや、その世界を、様々な角度から、かるたや資料や模型なんかを用いて紹介してくれてます♥︎^∇^)

百人一首の中にも、『石』と深く結びついてる歌があるんですね♥
『寄石恋』
石に寄せる恋・・・というテーマが与えられて詠まれた歌があります。


わが袖は潮干に見えぬ沖の石の  人こそ知らねかわく間もなし      二条院讃岐

この歌の意味はこんな感じです
私のきものの袖は、
引き潮の時にも見えない
沖の(海中の)石のように、
あの人は気づかないけれど、
乾く間もありません。


お題をあたえられて、歌をつくる、


そのお題も、石と恋をテーマにって。


石は…何億年、何万年もかけてできるもので
重くて、動かさなければじーっとそこにあって・・・というイメージ。

恋は…はかなくて、移ろいやすくて、実体が無くて・・・。


この正反対の気質、ハードなものとソフトなものが、見事にひとつのうたになっている感じがします…

しかし、沖の海底の石って、そんなどっぷり浸かってる状態って、涙を流すってレベル超えてますね!
比喩なんだろうけど、むかしの風流な方の表現はドラマチックです(・ω・)

さしずめ、絵文字で表現するとこんな感じでしょうかー


。。(((TTTToTTT)))。。


今では、パワーストーンブームのおかげで(笑)石と恋は、いい仲になっていますね。

ローズクオーツが恋愛運アップとかって言われたりしてますし。

〜✴︎ここで一首!✴︎〜

紅水晶
眺めるだけで
あらふしぎ
願いが叶う
恋の石かな


そして、もう一首★


紅色の
水晶もって
恋の路
なるもならぬも
輝くあなた


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